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平成 浅野川氾濫

それは、昭和28年・浅野川氾濫 古来「治水」は住民の営みである(註1)。思えば少年時代の私にとって、昭和28年の浅野川氾濫はその第1幕だった。「浅野川大橋をのぞき全橋が流失」(『石川の土木建築史』)(註2)。――上流からは崩壊した木造の橋や大木が次…

『金沢のまちづくりはどうあるべきか』

『城下町金沢』など遺作の多い田中喜男先生(経済学博士)も『金沢のまちづくりはどうあるべきか』(転載)で――「当時、江戸は人口130万人(ロンドンも130万人)で、都市と農村の協調型であり金沢も同じである。農村が都市を育ててきたが、その逆では…

萌えいづる春

前略 萌えいづる春 なにかとご多用のことお見舞い申し上げます。 西国巡礼とかで、妻が友人と一緒に出かけてしまい勉強するしかなく、骨休めにこんな近況報告も如何かと思いつつ筆をとりました。 実は、いま読んでいる「シリーズ日本近世史①~⑤」(岩波書店)…

「傷つきやすい心」を忘れた科学者の慢心

編集 『非核・いしかわ』花鳥風月より その頃は、うたごえ運動も盛んで「みたび許すまじ原爆を/われらの街に…」とよく歌った▼そして、私には今も忘れないもう一つの言葉がある。45年前、金沢で開催した建築講演会の質疑応答で、敬愛する山本学治先生(東…

市民に愛される街には 素敵な公共交通が必要

〝輪島の公道で電動カート自動走行〟の記事(朝日)を見て、若者に愛されるキューバの〝まち馬車〟を思いだしました。市民に愛される街には 素敵な公共交通が必要ですね! 石川)輪島の公道で電動カート自動走行 記者も試乗体験 ――板倉吉延 2016年11月16日03…

固有性の発揚こそ地域発展の要

エメラルドグリーンとマリンブルーの海、パウダースノーの真っ白なビーチ。初めての宮古島の大景観に見とれ、久方振りの日焼けに遭ってしまった。沖縄本島からは南西に300㎞。面積204平方㎞の三角形の島。人口55000人の大部分は港がある平良地区…

問われる都市の品格

www.chunichi.co.jp 都市の品格 ―「上空通路」が論議される金沢市に想う― ♪二つの流れ遠長く 霊沢澄んで涌く所 甍の数の日に添ひて 自らなる大都会 http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/3639/1/sika.pdf 小さい頃から親に聞かされてきた。「二…

都市の個性こそ金沢の未来

わが国が「新幹線時代」と言われた1964年からすでに半世紀が過ぎ去った。そして、今、ようやく金沢にもその「新」時代がやってきたのである。2015年春から、街の中心部に(限れば)観光客は増え、兼六園などではかつての高度成長期のように入場者が…

二つの流れ

♪二つの流れ遠長く 霊沢澄んで涌く所 甍の数の日に添ひて 自らなる大都会 http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/3639/1/sika.pdf 小さい頃から親に聞かされてきた。「二つの流れ」に畏敬の念を抱くのは金沢に育った人たちに共通の心情。こうした…