人口予測と住宅需要

人口予測と住宅需要――2030年には人口が8000万人(高齢化率39.9%)と推計されています(「国立社会保障・人口問題研究所」)。従って15年後には、現在の800万戸の空き家が2100万戸を超え、3戸に1戸が空き家となることが予測され、新しい住宅建設への需要は激減すると思われます。

 それでなくとも大企業の内部留保は増大する反面、庶民の預貯金は激減しているなか新しい家を建てる意欲は減退し、古い家を改修利用する傾向は強まります。現に、周りを見回したところ、多くの若者は素敵な車があっても買えず、スマホ止まりとなっているのです。(2017年6月12日)=続く=