〝それでも地球は動く〟

ガリレオ・ガリレイのつぶやき〝それでも地球は動く〟(宗教裁判『異端審問』)は子どもたちも知っている▼それと同時代の〝われ思う、故に我あり〟は、デカルトが『方法序説』の中で提唱した命題で、科学的な考え方の基礎となっている。谷川徹三は、雑誌『展望』で『われとわれら』について――それまで人は『われら』でしかなかったが、それ以後は『われ』であることを認識できた――と述べる▼いま『共謀罪』立法で、この『われ思う』=『内心の自由』に踏み入るならば、治安維持法(1941年)ばかりか『異端審問』(1633年)をも連想させることになる。=続く=